

近年、地震や豪雨などによる自然災害が多発しています。
日頃から災害に備えておくことで、いざという時にあわてずに行動することができます。
自宅周辺の災害リスクを調べる
災害リスクをハザードマップで確認
自分の住んでいる地域にどのような災害の危険性があるのかを事前に知り、自分たちが危険回避を行うにはどのような対処や事前の対策を行うべきか考えることが大切です。
自宅はもちろん、職場や学校についても調べておきましょう。
避難場所と避難経路を確認
避難場所と避難経路を確認
災害リスクとあわせて確認しておきたいのが、避難場所と避難経路です。
これらは各自治体や国土交通省の国土地理院のホームページなどで調べることができます。
土地の成り立ちと自然災害は密接な関係にありますので、実際にその経路が安全なのかあらかじめ確認しておきましょう。
※国土交通省ウェブサイトへ
災害時の情報収集・安否確認手段を決める
災害の予報や発生情報を知る
災害の予報や発生情報を知る
不確かな情報に気をつけ、信頼できる情報を調べることが必要です。
国土交通省では、被害想定や被害状況など防災情報をひとまとめにしたサイトがあリます。ブックマークなどをして、すぐに確認できるようにしておきましょう。
※国土交通省ウェブサイトへ
家族内で安否確認方法を決める
家族内で安否確認方法を決める
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。
ご家族が別々の場所にいるときに災害が発生した場合でも、お互いの安否を確認できるよう、連絡手段を決めておきましょう。
災害用伝言ダイヤル

局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
※
通信各社のメール掲示板

携帯電話やPHSからインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
食料品・飲料などの備蓄品を準備する
ご自宅で備えておきたいもの
過去の例によれば、災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上かかるケースがほとんどです。災害支援物資が届かないことも想定し、3日~1週間程度の食品を家庭で備蓄しておくことが重要です。
飲料水

1人1日3リットルを目安
非常食

ビスケット、板チョコ、乾パン、アルファ米などのご飯など
生活必需品

トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなどの生活必需品
食品の備蓄は簡単に、誰でも無理なく始められます。
普段食べているカップめんや缶詰、インスタント味噌汁など少し多めに買い置きし、賞味期限の古いものから消費し、食べたらその分を補充していきましょう。


非常用持ち出しバッグに備えておきたいもの
非常用持ち出しバッグに備えておきたいもの
自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。
非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックなどに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
飲料水・食料品

カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど
救急用品

ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など
防災用品

ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
電力関連品

懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
着替え

衣類、下着、毛布、タオル
衛生用品

洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ
※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。
備蓄用品は分散して用意しましょう
備蓄用品は分散して用意しましょう
肝心な時に備蓄品が使えないリスクを避けるために「分散備蓄」もおすすめです。部屋に閉じ込められた時でも備蓄品が使えるよう、寝室や子供部屋などにも収納しておくと安心です。
また、車の運転中に被災することも考えられますので、車内備蓄も用意しておくとよいでしょう。
出典元
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202008/1.htmlを加工して作成
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202103/2.htmlを加工して作成
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.htmlを加工して作成
2023.06.30